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理事長挨拶
このたび、西理事長の後任として独立行政法人農業者年金基金の理事長に就任いたしました黒田夏樹(くろだ なつき)です。
関係機関・団体の皆様におかれましては、日頃より農業者年金についての農業者の皆様の理 解の促進に加え、制度を支えていただいておりますことにつき、深く感謝申し上げます。
前職までは、農林漁業金融や地域の皆様の資産形成のお手伝いなどに携わってまいりました。農業者年金制度については、農業者の老後の生活の安定と農業者の確保を政策目的とする公的な年金制度ですが、これまでの経験をお役に立てていければと考えております。
農業者年金は、新制度発足から21年が経過し、関係者のご尽力により既に加入者数は13万人を上回っております。
しかし、農業者の高齢化と減少が急速に進み、担い手の確保・育成が喫緊の課題となる中で、老後保障の面から担い手を支える唯一の政策年金である農業者年金制度の意義はますます重要なものとなっております。このため、令和5年度から始まる第5期中期目標では、農業の将来を支える担い手として期待される若い農業者及び女性農業者に重点を置いた新規加入目標が主務大臣より示されたところです。
また、今年度からは、新規加入のさらなる拡大を図るため、関係機関・団体の皆様とともに、「若い農業者及び女性農業者等への周知徹底、加入者累計15万人早期達成強化運動」を展開することとしております。これまで以上に、加入資格のある方に丁寧にご説明し、制度の普及・加入推進の取り組みを進めていくことが重要と考えております。
さらに、これまでと同様に、農業者の皆様からお預かりした年金資産を着実に運用するため、農業者年金基金の適正な業務運営に一層努めてまいりたいと考えております。
最後に、関係機関・団体の皆様におかれましては、西前理事長同様、ご支援ご協力並びにご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
令和5年4月
独立行政法人農業者年金基金
理事長 黒田 夏樹