独立行政法人 農業者年金基金

新年のご挨拶


新年のご挨拶


独立行政法人農業者年金基金
理事長  西 惠正    





理事長 西惠正の写真




 明けましておめでとうございます。

 農業者年金の加入者の皆様、関係者の皆様に心から新年のお慶びを申し上げます。また、市町村、都道府県及び全国段階の業務受託機関の皆様には、日頃から農業者年金事業の推進に多大なご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、令和5年を迎えましたが、新型コロナウイルス感染症は令和2年来、感染拡大と一時的な収束を繰り返し、未だ日々の生活に影を落としています。加えて、昨年もまた各地で自然災害が相次ぎました。
 中でも、8月の東北や北陸を中心とした大雨被害、9月に連続して発生した台風による被害等は大きな爪痕を残しました。被害を受けられた皆様方に、心からお見舞いを申し上げます。

 このような中、業務受託機関の皆様におかれましては、各地で創意工夫を凝らしつつ、加入推進活動に取り組んでいただいております。その甲斐あって、一昨年の7月末には「加入者累計13万人早期達成運動」を達成し、現在は、「加入者累計15万人早期達成に向けた加入推進強化運動」を全国展開しているところです。

 ご承知の通り、本年度は第4期中期目標期間の最終年度にあたりますが、この目標の達成には、皆様の更なる後押しが不可欠です。残された期間は3カ月となりますが、目標達成に向けて加入推進活動のラストスパートをかけていただきますよう、お願い申し上げます。

 また、昨年は、令和2~3年に公布された改正制度が順次施行された1年となりました。まず、1月1日に保険料納付下限額が引下げられ、次いで4月1日に受給開始時期の選択肢が拡大されました。そして5月1日には、加入可能年齢の上限が引上げられました。

 これらの改正は、農業者年金制度が平成14年1月に新制度となって以来、初めてと言える大きな制度改正であり、周知期間等に関する制約も受ける中、皆様には効率的かつ効果的に周知活動を行っていただきました。お陰をもちまして、いずれも成果が出始めており、中でも、加入可能年齢の上限引上げの再加入者数に関しましては、我々の予想を上回る実績が挙がっています。皆様方のご尽力に対し、改めて感謝申し上げます。

 最後になりましたが、農業者年金の加入者をはじめとする農業者の皆様、市町村農業委員会、JA等の業務受託機関をはじめとする関係者の皆様の今年1年のご活躍とご健勝をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。


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