独立行政法人 農業者年金基金

新年のご挨拶


新年のご挨拶


独立行政法人農業者年金基金
理事長  黒田 夏樹    





理事長 黒田夏樹の写真




 皆さまに新年のご挨拶を申し上げます。
 まずもって、能登半島地震において被害を受けられた皆さまにお見舞い申し上げますとともに、皆さまの一日も早い安全で平穏な生活の回復と地域の復旧・復興をお祈りいたします。
 また、市町村、都道府県及び全国段階の業務受託機関の皆様には、日頃から農業者年金事業の推進に多大なご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 昨年は新型コロナウィルス感染症の法律上の位置付けも見直され、経済社会活動にも活気が戻ってまいりました。一方で、自然災害は相次ぎ、大雨や台風襲来による被害に加え、猛暑による農作物への影響も大きかった年でした。被害を受けられました皆様方に、心からお見舞いを申し上げます。
 こうした中、令和5年度から若い農業者と女性農業者を重点対象とする5年間の新たな中期目標期間がスタートしました。業務受託機関の皆様には「若い農業者及び女性農業者等への周知徹底、加入者累計15万人早期達成強化運動」のスローガンのもと、各地で創意工夫を凝らしつつ、加入推進活動に取り組んでいただいています。
 上記のとおりスローガンには「周知徹底」を掲げています。まずは農業者の皆様に知っていただくこと。これが加入推進の基盤となります。「農業者年金を知らない農業者をゼロにすること」を目標に、軒先や圃場、会合など様々なコミュニケーションの場で「農業者年金を知っていますか?」という一声をかけていただければと願っております。
 人生百年時代が現実となる中、老後に備えるためには、国民年金(基礎年金)の上乗せ(2階)部分の年金を充実させることが大切です。農業者年金は、老後の生活の安定に最も適した「終身年金」です。積立方式で少子高齢時代に強く、「保険料の国庫補助」による政策支援もあります。生計同一家族の保険料の全額が社会保険料控除の対象であるなど多くの税務上のメリットもあります。このように農業者の皆様に自信をもってお声かけできる優れた制度です。農業者年金の仲間を増やすことは、地域農業の人材確保、担い手対策にもなります。
 「あの時、声をかけてもらって良かった」といつか感謝されるように、周知徹底と加入推進を粘り強く進めていきましょう。そして、この制度を世代を越えて将来につないでいきましょう。
 最後になりましたが、農業者年金の加入者をはじめとする農業者の皆様、市町村農業委員会、JA等の業務受託機関をはじめとする関係者の皆様の今年1年のご活躍とご健勝をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。


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